タピオカ大陸/MC CLASSICA

タピオカ タピオカ タピオカ Dancing All Night

たとえば就職祝いで彼女にもらったタイピンを
カッコよく身に着け会社に向かう社会人としての第一歩は
身体に感じるエナジーと感謝の思いが湧き水のように溢れてた
彼はタイピンひとつで愛を語り切る

たとえば公園で拾った四つ葉のクローバーにラッキーの予感
そいつに人生の選択 導かれてきた第六感
四つ葉のクローバーは彼にとっては運命の悪路を断ち切る羅針盤
君だけの価値を解き明かす それがタピオカ大陸

※Hook
世の中で流行っていてもいなくても(タピオカ)
君だけのストーリーを呼び覚ますもの(タピオカ)
3年後にはみんな忘れていても(タピオカ)
積もっていく 時の結晶が震わせるもの(Dancing All Night)

やりたいことは言え/MC CLASSICA

やりたいこと言っておけ
その思いを伝えとけ
全部言葉に出しておけ
それで近づく君の夢
やりたいこと言っておけ
きっと誰か覚えてるぜ
全部言葉に出しておけ
運は自分でつかみ取れ

俺の話はクラシックのことしか言わないし
それはしょうがないから聞いてほしい
俺は書きたいんだ
雑誌にクラシックの連載
もし媒体が選べるなら
専門誌じゃなくて一般誌
まだクラシックを知らない人と
いっぱい出逢いたい 伝えたい

俺は録りたいんだ
完成した君のプレイ
俺の経験上は
本番よりリハの方が上手い人が
多いような気がするのは気のせい?
だからより本来の意図に近い
録音を選んで編集した
音楽を残してみたい
君の本当の姿ききたいよ

やりたいこと言っておけ
その思いを伝えとけ
全部言葉に出しておけ
それで近づく君の夢

やりたいこと言っておけ
きっと誰か覚えてるぜ
全部言葉に出しておけ
運は自分でつかみ取れ

「MIC WARs」Rec1-7エントリー作品

モノローグ/MC CLASSICA

「今度のコンサートで使う
プロフィール写真を送ってください」
メールしてから1週間
あれ?返事が来ないな
締切も迫ってるし
もう1回催促してみようか
そのタイミングで届いた
見慣れない文体の返信メール
「娘は8月14日に急死しました」

リアルな人生に
映画みたいにはないよ起承転結
本当は綺麗に終わりを迎えたいよ
リトルエンジェル

どうせ明日もあるでしょ?
って疑わないこの気持ち
すぐに変えられない
けれど今残したい
みんなと生きた証

え?嘘でしょ?
何で?まだ20代だよ?
8月14日?もうすぐ1ヶ月経つじゃん
そんな猛スピードで
受け入れられるわけないよ
だって8月14日の3日前に
返事くれてたじゃない
「出演させていただきます」って

リアルな人生に
映画みたいにはないよ起承転結
本当は綺麗に終わりを迎えたいよ
リトルエンジェル

どうせ明日もあるでしょ?
って疑わないこの気持ち
すぐに変えられない
けれど今残したい
みんなと生きた証

ちょっと待ってよ
このコンサートでヴァイオリン弾いてもらうんだから
ノルウェーの民族楽器も弾いてもらって
タンゴも演奏してもらうんだよ
こんなことできる人ほかにいないもん
めちゃくちゃ楽しいコンサートだよ?
このチャンスをずっと待ってたんだから
何でだよ……
順番が違うじゃん……

リアルな人生に
映画みたいにはないよ起承転結
本当は綺麗に終わりを迎えたいよ
リトルエンジェル

どうせ明日もあるでしょ?
って疑わないこの気持ち
すぐに変えられない
けれど今残したい
あなたと生きた証

「MIC WARs」Rec1-6エントリー作品

ピラミッド/MC CLASSICA

クラシック音楽の世界では
理想を求める終わりなき旅路を
劣等感を抱えながら
歩んでいる人も多い

そりゃそうだよ
ずっと上にあって見えない頂上
世界の一流でも子供でも誰もが
全く同じ楽譜で演奏してるんだから

でも音楽の世界は全部繋がってて
そのピラミッドの中で
君の上にも人 下にも人
その両手はしっかりと結ばれている

君に憧れてる人がいたら
その人には
君が憧れてる世界も見せてあげよう
それは君にしかできない役割だって

全ての道は君に通ず
全ての道は君に通ず
君は誰かの階段
君も誰かを目標にしてきただろう?

全ての道は君に通ず
全ての道は君に通ず
どんなポジションでも価値はある
その手で未来と繋がっていよう

「MIC WARs」Rec1-5エントリー作品

偶然のLIFE/MC CLASSICA

思った通りにコントロールした未来にならないのが人生
出会った人とか予期せぬ事態に導かれるこの世は偶然

高校3年生
将来音楽教師になりたかった俺は
第一志望の教育学部に絞り挑む入試

ところが悪すぎたセンター試験の点数
担任が進路の変更を提案
必死に受けたある芸大がまさかの合格

いきなり入った名門
レベル高すぎる仲間や先輩に囲まれ
クラシックの奥深さを感じて
今もこの業界で生活

音楽を知ってる人なら絶対提案できない雲の上の大学
高校の英語の担任のおかげで行けた運に感謝

思った通りにコントロールした未来にならないのが人生
出会った人とか予期せぬ事態に導かれるこの世は偶然

「MIC WARs」Rec1-4エントリー作品