「Rising Sun」ラストツアー終了

コンポーザーピアニストの天平さんと、バリトン歌手の吉武大地さんが主宰されている、東日本大震災の復興支援プロジェクト「Rising Sun」のラストツアーが終了しました。2013年にプロジェクトを立ち上げて以来、東京と大阪で開催したチャリティーコンサートの収益や募金によって、被災地にピアノを届け、またその場所にメンバーが定期的にコンサートに訪れました。ただピアノを届けるだけではなく、ピアノを通じて人と人とが繋がり、それが復興の力になることを信じて続けてきたプロジェクトです。そしてこのプロジェクトは5年間という期限を区切ることで、期間内にエネルギーを集中して注いできました。

僕は関西事務局長として、関西で3回開催したチャリティーコンサートに関わってきました。被災地ツアーには同行しませんでしたので、現地の方々と直接顔を合わせることはありませんでしたが、たくさんの人たちの想いを託すことができたと思っています。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

天平さんが常々言っておられますが、このプロジェクトは活動が終了したから終わりではなく、ここからが本当のスタートです。5年間の活動でピアノを届けた場所、メンバーが訪れパワーを届けた場所が、現地の皆様によって新しいエネルギーを生み出す場所となり続けることを願っています。