“新年の決意を簡単に書く方法を教えてあげようか。昨年の決意を丸写しすればいいのさ”
あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いいたします。というわけで今年の目標は、昨年と同じです。いや、一昨年のそれとも同じです。
・自分発信のコンサート企画を増やしていきたい
・クラシック音楽の愛好家を増やす活動をしたい
・既に誰かがやっていることは任せてそれを紹介したい
コンサート企画で言うと、いまはレクチャー系のコンサートに興味があるので、そのうち勉強会と称して色々お声をかけさせていただくと思いますが、嫌がらずにどうかご協力よろしくお願いします。
個人的な大きな目標としては、今年はホルンのCD制作があります。恐らく最初で最後の作品になると思うので、僕自身の音楽人生の集大成のつもりで準備しています。演奏活動を辞めてササヤ書店に就職して以来、僕は20年近くホルンにもピアノにもほとんど触れない生活をしてきました。今は個人事業主としてフリーランスの身分で活動しているので、一般企業に就職した人とか結婚して子育てしている人とかとは環境が違うと言えばそうかもしれませんが、それでも僕は、演奏を仕事にしなかった人間の代表のひとりだと名乗る資格があると思っています。20年間演奏から離れていたとしても、音楽と共にいられるチャンスが来るんだよということを、形として示したいという気持ちもあります。
実は来年あたりで人生にひとつの区切りをつけて、新しい生活をしてもいいなと思っています。いや、自ら積極的にそうするかはともかくとしても、2年後に今と同じ生活環境、今と同じ健康状態、今と同じ感受性で暮らしていられるかどうかはわかりません。緩やかに、でも確実に老いていく自分と向き合いながら生きている中で、今しかできないことは今やっておきたいという気持ちが年々強くなっています。CD制作もそのひとつですが、あと2年で今の人生を終わらせて、スッキリした気持ちで次のステージに進みたいと思っています。
んー、こうして言葉にすると重くなっちゃいますが、実際にはそんなに深刻に考えているわけではないですけどね。2年後の世の中も予測できないぐらいダイナミックに変化し続けている現代だから、この先何があってもいいように、せめて自分で句読点を打てるところはしっかり押さえていこうと思っているわけです。
これもちょっと重い?まあ今度会った時にでもゆっくりお話ししましょう。僕は人と会うということを時として仕事よりも優先しますので、いつもで声をかけてください。だって次に会えるのはいつになるかわからないじゃないですか。僕の優先順位のトップは「その時にしかできないこと」ですから。
え?また重くなった?これは失礼しました。面倒くさい性格は変わりませんが、今年もよろしくお願いします。