保育園でマイナーなクラシック曲を演奏してきました

今日の収穫。大阪のとある保育園でオーリックの木管三重奏の1楽章を演奏してきました。45分プログラムのラストに演奏したけど、体を動かす曲とかジブリの曲とかを上手に組み合わせて進めてきて、最後にまるでディズニーの曲でもやるかのようなカジュアルな感じでさらっと演奏したら、みんなちゃんと聴いてくれました。

このコンサートを準備するために、学生と一緒に音源を聴きながら、どの楽章をどんな風に紹介したらいいか考えた甲斐がありました。いや、僕の手柄のようにアピールしたいわけではないんです。何が正解とかはないし、これと同じことをやって上手く行かないこともあるだろうし、きっとオーリックをやらなくても喜んでもらえたんだろうけど、自分たちが人生を掛けて勉強して、心から美しいと思っているものを、クラシックになじみがない人たちにも日常の楽しみとして受け取ってもらう、という社会との関わり方の理想を諦めたくないんですよね。