音大で勉強する意味

「だったら音大はもっと就職に力を入れろ」という意見は今は置いておくとして。

音楽を専門に勉強してきたメリットって「自分自身の人生が豊かになる」ということではイカンのか?って思う。大変失礼な言い方になっちゃうけど、一般の音楽愛好家と音楽を専門に勉強した人たちとでは、演奏や作品に共感するポイントの深さが全然違う。その方法を手に入れただけでも、それだけで圧倒的に人生が豊かなものになるのは間違いないですよね。(一般の愛好家の方々を下げることが本意ではないのでご理解ください…)

あと、これは音楽や芸術に限らない話かもしれないけど、芸術を追求することって、何気ないことや些細なことに美しさや意味を感じる行為だと思っていて、その方法を手に入れることができたのなら、何気ないように思える日常に美しさを感じて生きることができるのかな、とか。

なんていうのは、競争社会に踏み出せない人間の言い訳かな。。。