吹奏楽界の巨匠、フィリップ・スパークによるユーフォニアムの人気曲です。この曲をホルンで録音するためにスパーク氏とやり取りしてたんですが、「音符は一切変更してないよね?ならええよ」という返事がきてドキッとしました。2年前、結婚20周年コンサートでこの曲を演奏したとき、楽譜とは別のオリジナルのカデンツァをつけて演奏したからです。あれはなかったことにしておこう(ちなみにカデンツァの部分は、正確にはquasi cadenza=「カデンツァのように」という表記です。カデンツァではなく楽曲の一部なので絶対に変更しないようにしましょう!)。
2年前もピアノの寺嶋千紘さんと一緒にしっかり仕上げて舞台にかけたけれど、今聴き直してみると今回の録音の方が表現が進化していて、場数を踏むってこういうことなんだなぁって思いました。まだ表現しきれていないところもあるので、次にやるときはこうしたいなぁというイメージだけは既にあります。
オンラインショップはこちら
https://andmusic.buyshop.jp/items/21743153